新型コロナ後の利他村は!

未知の新型コロナウィルスは第2波感染期に入り変異するウィルスにあってワクチンや治療薬の開発もいたちごっこが予想されていますのでおそらく2から3年収束するのは難しく、そうなると確実に世界的な経済不況(大恐慌)になり「命の心配」と「生活の心配」が増すだろうと思っています。

 もちろん過去に何千万人の死者を出した黒死病やスペイン風邪も人類は乗り越えてきましたので今回の感染症も経済恐慌も必ず乗り越え新たな世界を創ることは確実だろうと思っています。

 とは言え、まずは今回の感染症に対しては国一丸となって「命を守る」ことを最優先に「検査と追跡と隔離施設の確保」と「感染者の隔離」を徹底し乗り越えるしかないと思っています。

 残念ながら現政権は「誰もつけないアベノマスク」や「感染拡大中のGOTOキャンペーン」・・・と的の外れた施策にあっては苛立たしさを超え怒りさえ覚えます。。

 独裁国とは異なり民主主義国の我が国にあっては国民に「三密とマスク」を促し「感染者数の報告」するだけなく「検査態勢と感染者や受入病院・施設の確保の取り組み」について納得する充分な説明と説得がないとダメで「国難の今の時期」に国会を閉めるなどただただ唖然とするばかりです。

 ・・・・と現政権への不信や怒りを言っても「命の心配」も「生活の心配」も無くなることもなく、私たちは自己防衛として「命」については自己免疫力を高め「生活」については最低限「食と住まい」の心配を無くす準備をしないとと思っています。

 特に「生活の心配」についてはコロナを契機にに「倒産失業」が増えるのは必至で、仕事のあり方自体も「テレワーク化」やAI(人工知能)やIOT(もののインターネット)そしてAIロボットの進化によって大きく変わるのは確実で、さらに「管理者のいないブロックチェーン」は確実に社会構造を変えることが予想されますから仕事や働き方そのものも変わり「生活の心配」は増えるだろうと思います

 当然に、そのような「倒産失業」や「社会的構造による生活破壊」に対して「ベイシックインカム」のような制度によって最低限の生活はできると思いますが、長い人生それだけでは新たな時代に適応した「人間らしい安心した生活」は難しいのは言うまでもありません。

 利他村では「コロナ」を弾みに古い社会から新たな社会に変わることを所与としてて新たな時代に相応しい働き方と生き方については仲間と共に探求し試行錯誤しながら取り組もうと思っています。

 特に新たな時代は高度な通信技術とAIの時代でもありますので当然にそれを活用してゆくことを前提にして何と言っても「食の安心」が生活の豊かさの基本ですので利他村では「半農(自給自足)半X(年金や自分に合った仕事)」を基本のライフスタイルにしたいと思っています。

 そして、新たな時代の生活の拠点は「自然と共生」できる田舎と思っていますので移住やダーチャ(週末田舎暮らし)に集う仲間で老・壮・青・幼のバランスのある共同体(ビッレッジ)」を夢にして取り組もうと思っています。

 今回の新型コロナは古い流れのを終演させ新たな文明(時代)の流れを加速させるものとしてポジティブに考えチャンスしてゆこうと思っています。

雑草との戦いの始まり

 田植えも終えもち大豆の種まき終えてホッとする間無く梅雨は雑草には嬉しい季節、なおさら無農薬無肥料ですので雑草の思うまま!覚悟していましたが「昔の農家の人のご苦労」をしみじみ痛感した7月の利他村ダーチャの作業でした

今では見られない昔ながらの田車での雑草除去作業です

「田植え」そして備蓄用の「もち大豆」代替食として「真菰」の植え付けをしました


農繁期の5月中旬から毎日曜日に利他村ダーチャの仲間が集い、新たに借りた田(第3・第4農地)の耕しから水張そして代掻きそして6月14日(日)に田植え(約1反)を体験しました。

地元の農業をしている仲間の指導の下に皆素人ばかりの仲間が泥で足が抜けないなどしながら楽しい田植え体験になりました、

次に21日(日)には新たに借りた畑(第5農園)に地元特産の「もち大豆」を植え秋には「もち大豆みそ」を作る予定です。

また目高にある第2農園では、縄文時代の稲作が始まるまでに人々の常用食でもあり、菰葺の屋根に使ったり、しめ縄のような祭事につかったりしていた「真菰」を仲間の知人から分けてもらい水田をつくり株を植え付けをしました。

コロナ後には大恐慌になると言われ、そうなると当然に海外からの食料も入らなくなります。まだ深刻さはそれほどではなく「何とかなる」と思っている人も大いとは思いますが「ゆでガエル」にはなりたくないと思ってる利他村ダーチャの仲間ですので、少なくとも自給用の農野菜は準備しておこうと仲間で話し合っています。

みんながリーダーの共創共生のコミュニティー(ビレッジ)を目指して

 5月は新たにシェアーハウス(古民家)が出来、新たな田んぼ1反と畑約200坪を借り、メンバーも地元の農業仲間の参加を含め20名近くなり、仲間の個性と得意分野を活かして「古民家再生プロジェクト」「米つくりプロジェクト」地元特産のもち大豆を無農薬で栽培し加工品をつくろうと「もち大豆プロジェクト」里山に育つ野草を探求し育成しようと「野草研究プロジェクト」が発足するなど活気ついています。

 コロナ後に大きく変わる新たな世界に相応しいコミュニティー(ビレッジ)への夢を共有して新緑と共に新たな活動が始まっています。

新しい田が出来「コメつくり」開始です

 目高集落での借農地で2年前までコメつくりをしていましたが棚田で一枚の田も狭くまた水が思うように入らないことから断念しコメつくりができる田を願っていましたがこの度国道から利他村に入るところの約1反の田んぼを借りることができました。

 そこは野獣除けの電柵もしてあり、水も豊富で期待以上の場所です、周囲には農薬を使っている農家さんもありますが皆さん農薬には関心をもって最小限に抑えておられますのでそれほど心配することもないと思っています。

 新しい田んぼが出来たことで、コロナウィルスで食糧危機が予想されていますし、購入できたとしても農薬や化学肥料を使ってのお米になりますので「無農薬・無化学肥料で自給自足できる農作物つくり」を目指している仲間にとって楽しく嬉しい「コメつくり」の開始です

 「コメつくり」をする仲間は目下約8家族でまずは秋の収穫には「自分たちで作ったコメを食べたい!」そして周囲に耕作放棄地の田がありますのでさらに仲間を増え広げてゆけるようにしたいと夢を描いています。

シェアーハウスが出来ました

目高集落の古民家を借りシェアーハウスができました。

 その古民家は佐用町でも超有名で利他村開村依頼イベントには必ず参加され原稿なしで励ましの挨拶をいただくなどされていた106歳で亡くなられた浅霧健二さんが生まれた時から106年間住んでおられた民家です

 そして利他村ダーチャで借りている畑の真上にありダーチャの仲間も「泊まれる所ができた!」と大喜びで今からの活動にも弾みが出来ウキウキしています

シイタケ栽培を始めました

 春からの農野菜の植え付け本番の季節に入りますが、まずは畑の奥の少し日当たりが良くないの場所にシイタケを栽培をしようと、地元の原木を売ってくれるところに行ったところ、そこはホームセンターで売っている原木の3倍ぐらい太さでしかも菌を含めても約3分の一の値段でラッキー!さっそく一本の原木に約70個の穴をあけ菌を打ち込む初めての体験をしました。

 「どんこの肉厚の大きなシイタケ」が生えるのは確実で、しかも太い原木で約10年は持つとのこと!で「へーそんない!」とびっくり!しかし太いから生えてくるのは2年は待たないとね!と言われ少々がっかりする思いもありましたが約10年間美味しい健康にも良い無農薬のシイタケを頂ける楽しみは代えがたく待ちどうしい限りです。

 

耕し完了、春からの種まき植え付けが楽しみ!

 昨年10月に借りた約400坪の畑の草刈りから土起こしと耕しが「はこぶね組合」の仲間も増え完了、春からの種まきと植え付けを楽しみにしています。

 植える作物は仲間が集うのが目下月1~2回ですので手間のかからない根野菜類と今年はシイタケつくりに挑戦しようと思っています。

 仲間の目標は医食同源の健康志向の農野菜栽培です、そして今年はさらに新型コロナの蔓延があり、ただでさえ世界の経済が低迷して中東では戦争の危機が増しいますので何かのきっかけで食糧危機もありうると思っていますので「仲間の自給自足のための準備」が第一の目標になっています。

 そして仲間用の「自給自足のための主食のコメつくり」は最低5~6反が必要でそのためには休耕地を借り田に再生し獣除の柵借りなどなどあり、もう少し仲間が増えることと資金的な準備も必要になりますので来年までに人とモノとお金の準備をしようと思っています。