年頭所感(その1)

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 明けましておめでとうございます

 今年は古い時代がどんどん壊れ新たな息吹が見える年だと思っています。

 古い時代はコロナ不況が深まり、覇権国のアメリカ大統領選でどちらが選ばれようとアメリカ国内の分裂が進み、台頭する中国と軋轢も増し、イギリスのEU離脱等々・・・先が見えない混迷の世界が続き、日本では国のトップリーダーであった安部前首相の「桜を見る会」の有ってはならない「嘘」の国会答弁が明らかになり、森友・加計学園への疑惑もあり政治不信がますます深まり、その政権を引き継いだ管新政権も度重なるコロナ対策の失策などで、はや政権末期の様相・・・・と古い世界の社会システムが至る所で崩壊に向かう年になるだろうと思っています。。

 このような先が見え無くなっている状況は、歴史のサイクルに生ずる一時的停な現象ではなく、古い文明から新しい文明を前後裁断する大きな出来事のように思えてなりません。

 その古い文明が終演する原因の一つは、6,000年前から始まった知の文明が精神と物質のバランスある進化ではなく、物の豊かさに比重を置いた成長がバランスを失い崖から落ちるように崩壊が始まったからだろうと思っています。

 それは物の豊かさの競い合いに勝利した国際金融資本が軍産複合体を配下に陰の政府(ディープステイト)として各国を支配下に置き、国際主義によるグローバル世界(統一政府)を推し進めることで1:99と言われる貧富の格差が拡大固定化する世界を生み出し、その結果バランスを無くすことで自浄能力そのものを失い崩壊に向かうようになったからではと思っています。

 その競争原理の世界の反作用として動き出したのが「国家を国民の手に戻そうと」登場したトランプ氏の掲げる「国家主義のナショナリズム」の動きではないかと思っています。

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