年頭所感(その2)

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 トランプ氏の倫理感にかけ特異な手法による国家運営に新たな文明の息吹を見いだすことはできませんが、国民(民)が主権もつ国家主義によるナショナリズムの息吹そのものは古い文明を前後裁断させ新たな文明を生み出す原動力になるように思っています。

 もちろん「国家主義によるナショナリズム」は諸刃の剣で、戦前の軍国主義や民主主義のひな形とも言えるワイマール憲法下でヒトラー独裁国家を生み出した如く「(グローバル)国際主義」も「(ナショナリズム)国家主義」)もどちらも権力機構の支配手段となりうるのは過去の歴史から自明の理と言えます。

 新たな文明がどのような価値観でどのように生まれるかは定かではありませんが、願いを込めて思い描けくとすれば、国々の伝統文化と風土歴史を遺伝子に持つ国民性から生じる国家主義(ナショナリズム)の特異性・特殊性ある国々の主体性を活かし、それを統合した百花繚乱のローバル(国際主義)なワンワールドの世界が生まれればと思っています。

 利他村はそのような未来世界を想定して、大変化の始まりの今年は、過去の取り組みにこだわらずに前後裁断して、まずはコロナ後に生ずる危機への準備として「自給自足による食料の確保」に焦点を合わせ、利他の思いを持つ信頼し合える仲間で「競争から共創へ!」の思いをもって「新たな世界のひな形のようなコミュニティーつくり」に向かって進むことだと思っています。

 ことしは、変化の年と思い、前後裁断し同じような思いをもつ仲間を募り頑張ります
     どうぞよろしくご指導・ご支援頂きますようお願いします

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