米つくり3年目の田植えも完了

 素人集団でのお米つくりも3年目ともなると少しは慣れてきていますが、さりとて月2回程度のダ-チャ(休日は田舎で農園暮らし)では趣味の集まり程度の活動でしかなく、周囲の農家さんからは「都会の人が集って楽しんでいるな!」程度でまだまだ「自給自足による共創共生のコミュニティ-つくり」としての評価はされていないだろうと思っています。

 そして当初の「無農薬.無肥料のお米つくり」の目標は「言うは易し行いは難し」で一年目の雑草対策と稲の生長からは至難の業であると痛感させられあえなく断念、昨年はお米の苗には影響しない除草剤を一回施し、農家さんに勧められた肥料を2回施したことで収穫量は少し少ない程度で「お米作り」としてはまずまずで今年も同じような米作りをしますが「自分たちで作ったお米を食べる=自給自足」の目標には確信が持てましたので、来年からは目標の「無農薬.無肥料によるお米つくり」を仲間で研究し合って少しずつ体験を重ねて近づけてゆきたいと思っています。

農繁期前の準備で忙しくなりました

今年は品種を「コシヒカリ」にして田植えを5月下旬に計画していましたが周囲の農家さんに水が入るのが5月末とのことで急遽6月初旬に良い昨年成功し好評であった品種の「キヌヒカリ」に変更することにしました。

田植えを遅らせたことで田んぼに雑草が増えることから水を入れる前に再度トラクターでの耕しの作業をすることになり、また畑の方でも雑草の伸びが勢い激しく雑草との戦いの時期に入り農繁期を前に忙しさが増しています。

最近コロナやウクライナで食糧危機を心配する人が増えてきたようで利他村ダーチャへの問い合わせも増え、同じ思いの仲間が増えつつあり、自給自足の共同体(コミュニティー)つくりへの意識も高まり楽しいダーチャになっています。

米つくり3年目にはいります

自給自足はなんと言ってもお米作りが基本でメンバーみんな農業素人集団ですが2年目の昨年は3枚の田んぼに挑戦し周囲の農家さんと同じような収穫が出来、みんなで分かち合うことが出来ました。

3年目の今年は念願のトラクターも購入でき後は「籾すり機」が手に入れば中古ばかりですが農機具はほぼ揃いましたので、耕作放棄の田んぼは幾らでもあり、移住やダーチャをライフワークにする仲間が増えればどんどん田んぼを広げようと思っています。

コロナパンデミックやウクライナ侵攻などで何かの切っ掛けで「食糧危機」が現実のものとなると思っていますので「自給自足」を考え田舎移住や休日を田舎で農園ぐらし(ダーチャ)希望の方利他村ダーチャを見学ください

「利他の花咲く村」の入り口の標識を目指してお越しください

いよいよ春から農作業がはじまりです!

コロナやウクライナとぶっそうな気配にありますので今年は「自給自足での食の準備」を念頭にして春からの農作業にとりくみます

まずは備蓄が可能な根やさい類のジャガイモなどの植え付けからはじめています、少し植え付け過ぎたようですが、地元の物産展に「無農薬栽培の健康根やさい」で売りに出せるかもと楽しみにしています。

利他村の2月は雪でダーチャはお休みになりました。

 利他村は毎年冬には数回雪が積もりますが今年は全国的に寒波の日が多く2月のダーチャの作業日は雪の日がかさなり、標高400㍍の集合場所の利他の花咲く村までの山道は朝夕凍結もありお車で登るのは危険で休みになりました。

 雪景色の利他村です

 念願のトラクター入りました

 お米作りは「土お越し」や「代かき」そして「収穫後の土お越し」があり、トラクターは必需品ですが、昨年までは農家さんにお願いしたり畑用の耕運機で代用していました。

 高額のトラクターを購入するのは今は無理、さりとて中古を譲ってもうことが出来ても後のメンテナンスに結構費用がかかるなどで、整備がされた中古が出るのを心待ちにしていました。

 新年早々に、農協の農機具センターから「小型だか整備した刃も新しくタイヤも新しい保証付きの手頃なトラクター」を紹介され、写真の通りで値段も手頃で「念願のトラクター」が手にはいりました。

 まさに十人力の助っ人「田んぼを広げても大丈夫」食糧危機を視野に自給自足に取り組む仲間の夢が近づいたように思っています。 

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます

コロナも収束に向かいコロナ後は社会も大きく変化することが予想されています
地球環境の変化で自然災害も多発し「成長神話」も限界を迎えて経済破綻も予測され中国も台湾も望んでいない戦争を駆り立てる勢力もありコロナ後の社会的後遺症からも予断を許さない年になりそうですが、どのような変化が生じようと利他村は仲間と共に「食の自給と分かち合い(利他)の思いを大切に楽しいコミュニティーつくり」に取り組みます

本年もご指導のほどよろしくお願い申し上げます

若い仲間で活気あるダーチャになりました

 昨年始めた米つくりは水の管理や雑草対策の大変さなど素人集団では難しとの声もありましたが、自給自足のコミュニティーを目指すには米つくりは一丁目一番地だとの思いをもって挑戦したことが実り、見事に周囲の農家さん並の美味しいお米を収穫することが出来、特に若い仲間が頑張ったことで田んぼだけでなく畑も共同農園らしい景観になり、また備蓄用にと作った根野菜も鹿やイノシシの被害に遭うことな収穫も出来ようやく一つステージが上がりコミュニティらしく嬉しい一年になりました。

 そんな思いを楽しみながら、今月11月は来春にむけて田んぼの土起と畝つくりをして、冬を越すタマネギの苗などの植え付けをし農作業はお休みにはいります。

来年の米つくりのための田んぼの土起し作業
来春のための畝つりとタマネギの苗の植え付け作業(第一農園)

周囲の農家さん並に良いお米が出来ました!

 昨年は周囲の農家さんから、都会の人が遠くから来て作っているのに「気のどくだ!」言われたお米作りでしたが、今年は水草などの雑草の除去に最初だけ稲には影響がでない農薬を散布し、有機肥料もほどこし栽培したこともあって、周囲の農家さんも「良いお米だ!」と褒めていただくような素人集団のダーチャの仲間にとっても自信も生まれ嬉しい米作りになりました。

 収穫量はメンバー一家族1俵は出来なかったものの40キロの「天日干有機米」を分かち合うことができました。

 食糧危機に備え、少なくともお米と備蓄用の根野菜だけは作れるようにをモットーに取り組んでいますがその夢は徐々に達成しつつあります