利他村だより

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美味しい天日干し有機利他村米が出来ました。

天候に恵まれた10月第一日曜日に脱穀をし、第三日曜日に籾すりと小石取りをして今年は昨年より60キロ増しの約400キロの豊作にメンバーの自信に繋にもなったお米作りでした。

早速、試食をすると、確かに美味しく、食べて貰った方皆さんも「美味しいお米」と好評で、藤岡農園さんも「美しい米で見事だよ!」とお褒め頂きこれで本格的に農家さんの仲間入りが出来たとメンバー喜びと安堵を味わっています。

そんな訳で今年からメンバーで分け合った残りの120キロを自信を持って「天日干しの有機利他村米」として10キロ8,000円で販売をしようと思っています

脱穀作業
籾すりと小石取り作業

台風14号ではぜ掛け(天日干し)の8割が倒れ四苦八苦!

 昨年と同じ「キヌヒカリ」は今年は天候にも恵まれ周囲の農家さんに負けない穂が実りで豊作間違いないと期待ウキウキでした。。

 そして昔ながらのはぜ掛け(天日干し)をしたまでは良かったものの台風14号の風速27メートルに「はぜ掛け」の8割が倒され自然お相手の昔のお百姓さんのご苦労を身にしみて体感した今年の米作りでした。

 さらに次は周囲の農家さんは自然を気にせずにコンバインで刈り取り即脱穀ですが利他村は天日干しでの水分を考慮しながらの昔ながらの刈り取りが待っています。

 しかし、昨年さすが天日干しのお米は美味しいと喜んで頂いた笑顔と「天日干しの健康に良い有機米」つくりは仲間にとって言いようのない充実感と共に作る喜びになっています。

  


風速27m-トルで倒されたはぜ掛け

 

コロナの中幻想的な行燈の光を楽しみました

 毎年利他村が協賛している上月行燈まつりを今年は地元出身のピエロのヒロバーさんとラテンが歌える演歌歌手岡田ひさしさんの芸と歌を楽しみながら13年前の8月9日に佐用町を襲った洪水の犠牲者の鎮魂とコロナに負けないでの思いを込めて開催されました。

 夜に灯される地元の人や小学生や中学生が作った行燈の明かりの中での夏を楽しみました。

お米つくり順調です

素人集団での利他村ダ-チャのメンバ-も米つくり3年目となると作業も内容もあうんの呼吸で始められるようになっています。

今月のお米つくり作業は肥料まきで一年目は無肥料だったことから成長は付近の農家さんの7割程度で昨年からは有機肥料を施しことにしています。

今のところ順調に育っていますがやはり周囲の農家さん並に刈り取りできるかには仲間皆ドキドキです

畑では春に終えた野菜類は驚くような成長をしていますので夏場の取り入れは汗だくになりますが楽しい限りです

大きすぎて食べるのを躊躇していたサツマイモの見事な変身です

米つくり3年目の田植えも完了

 素人集団でのお米つくりも3年目ともなると少しは慣れてきていますが、さりとて月2回程度のダ-チャ(休日は田舎で農園暮らし)では趣味の集まり程度の活動でしかなく、周囲の農家さんからは「都会の人が集って楽しんでいるな!」程度でまだまだ「自給自足による共創共生のコミュニティ-つくり」としての評価はされていないだろうと思っています。

 そして当初の「無農薬.無肥料のお米つくり」の目標は「言うは易し行いは難し」で一年目の雑草対策と稲の生長からは至難の業であると痛感させられあえなく断念、昨年はお米の苗には影響しない除草剤を一回施し、農家さんに勧められた肥料を2回施したことで収穫量は少し少ない程度で「お米作り」としてはまずまずで今年も同じような米作りをしますが「自分たちで作ったお米を食べる=自給自足」の目標には確信が持てましたので、来年からは目標の「無農薬.無肥料によるお米つくり」を仲間で研究し合って少しずつ体験を重ねて近づけてゆきたいと思っています。