利他村だより
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上月の旧庄屋さん跡に農機器置き場を作りました
10月はハゼ掛け(天日干し)から稲穂を取り入れ、脱穀を完了しましたが、最後の小石抜き機が入所できず新米の玄米は11月になりました。
その小石抜き機が入れば近代農機とはほど遠いものの中古品ばかりですが農機器は揃います、しかし山頂の利他村の小屋からその都度農機器を運ぶのは大変で
田んぼ近くで農機器置き場があればとおもっていましたところ、絶好の場所で旧庄屋さんの跡地を入手することが出来、そこにあった事務所建物を農機器置き場に改装することができました。
天の助けと思っていますが、これで共同体(協働体)つくりに必要な田や畑との農機機と農機器置き場も出来「自給自足農」に必要な物は揃えることが出来ました。
豊作の稲穂のハゼ掛け作業無事完了
稲穂の刈り取り機の紐が絡み四苦八苦のスタートでしたが15名のメンバーではぜ掛けをする者、その上に稲穂を掛ける者、そして雨と除けのバルチを覆う者と要領よくと作業をすすめることが出来ました。
今年は豊作なのかハゼ掛け用の竹竿が不足し急遽山に入り竹取と若干のアクシデントがありましたが無事完了です
お米つくりの難しさを体験しながらも稲穂は順調に育っています
素人集団のお米つくりも3年目にもなると少しづつ上手くなり稲穂も周囲の農家さんともひけを取らなくなっています(自画自賛かも?)
しかし今年は沸騰の夏といわれる猛暑で稲穂の成長が昨年までとは異なり早稲穂が垂れてきており刈り取りの時期を決めかねています。
そして心配なのは刈り取りのタイミングを間違うと「カメムシ」が発生するとのことで水の管理と気温を見ての対策を間違いないようにするには早く素人集団を卒業しないとと思っています(習うより慣れよ!で根気よく進めます)
台風で心配した行燈まつりも無事開催出来ました
台風直撃コースで準備をしつつも風で行燈が飛ばされたらとのおっかなびっくりものでしたが有り難いことに台風は左にそれ雨も無く無事に開催することができました。
平成21年の大洪水で20名の命を失い鎮魂を兼ねての行燈まつりも14回目を迎え地元貢献として協賛させていただいている利他村も嬉しいイベントになりました。
「上月行燈まつり」を協賛しています
平成21年の大洪水で亡くなられた鎮魂の祈りを兼ねて毎年8月9日に恒例にしている「上月行燈まつり」を今年も協賛しています。
幻想的な行燈の灯火を堪能しながら歌とマジックショーなどで平日の夜の一時を楽しんでください